君と僕の足跡

思ったことを綴るのみ。ラブライブがメイン

ラブライブ!サンシャイン!! #1 「輝きたい!!」

【始まり】

物語は主人公高海千歌がμ'sのお膝元である東京の秋葉原を訪れた事から始まる。何かに導かれるようにUTX学園前にやってきた千歌。そこである光景を目にすることになる…

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【OP】

TVアニメ一期OPテーマ青空Jumping Heart。新しい始まりに少し不安を覚えながらも希望に心が満ちているような輝きに溢れた歌詞となっている。始まりの「見たことのない夢の軌道 追いかけて」というフレーズはとても重要。『見たことのない』なのである。

映像として観て目を引くのが『表情の曇った3年生』と「μ'sの影(光)のような物に向かって一人で駆けていく千歌」。

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映像は全体的に青の色調になっており、OPのラストで観客のペンライトが9色からアクアブルーに変わる。アクア(水)というわけで、このアクアブルーAqoursのテーマカラーなのかもしれない。

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【動き始める千歌】

場面は変わり、場所は東京から遠く離れた静岡の沼津市にある高校浦の星女学院

季節は千歌が2年生に進級した4月であり、正門近くでは部活の勧誘が盛んである。そこに混ざって千歌は『スクールアイドル部』を始めるつもりらしい。μ'sが所属していたのは『アイドル研究部』なので、かなり直球な名前である。

しかし、千歌と幼馴染の曜の奮闘も虚しく、生徒に見向きもされないのであった。

   高海千歌(2年生)

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   渡辺曜(2年生)

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μ's達がスクールアイドルの素晴らしさを伝えた後の世界であるが、ここではスクールアイドルの知名度はあまりないようである。そういう意味ではμ'sがスクールアイドルを始めたときと状況は近いのかもしれない。

 

【サンシャイン!!におけるμ's】

千歌の部屋にはμ'sのポスターが飾られ、μ'sの動画を観て振付の真似をするなど、μ'sの影響を強く受けているらしい。『ラブライブ!』から何年後の時代かは分からないが、今でもμ'sはカリスマ的な存在のようだ。

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【メンバーの登場】

部員を探す千歌の目の前に後のメンバー次々と登場する。

   国木田花丸(一年生)

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花丸はルビィと仲が良いようだ。語尾に『ずら』という静岡の訛りがあり、本人は気にしている様子。気が弱そうだが、わりと思ったことをストレートに言うマイペースさも持っている。善子とは小さい頃からの幼馴染らしい。

 

   黒澤ルビィ(一年生)

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ルビィはスクールアイドルに興味深々なご様子。「興味あるの?」と呼びかける千歌に「ライブとかあるんですか?」と返しており、スクールアイドルがライブをするものだと知っているらしい。また、花丸曰く『究極の人見知り』であり、千歌が手を掴んだ途端、悲鳴を上げる。

 

千歌と曜から見て花丸とルビィは美少女らしい。視聴者からすればみんな美少女見えるが、この2人は特に美少女という設定なのかもしれない(?)。

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   津島善子(1年生)

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善子は出会いがしら自身を『堕天使ヨハネと名乗る。いわゆる中二病キャラである。他作品では度々見かけるが、ラブライブでは珍しいタイプである。そんな善子を見て千歌たちはドン引きである(笑)。表情も豊かでムードメーカーになりそうだ。

  

   善子からルビィを守る花丸

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   黒澤ダイヤ(3年生)

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3年生で生徒会長であるダイヤ。スクールアイドル部の勧誘に不満げな様子。

千歌が「あなたも1年生?」と1年生を見間違ったことから、童顔なのかもしれない(単にその場にいたから一年だと思ったかもしれないが)。

ダイヤ曰く、部の設立には最低でもメンバーが5人必要のようだ。千歌の目下の目標としてメンバー5人の確保が出来る。

厳しそうな態度とは裏腹に表情豊かであったり、やたら可愛らしいBOXを置いていたり、根の優しさが垣間見える。

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「私がいる限りスクールアイドル部は認めないからです!!」

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スクールアイドル部に強い拒絶を示すダイヤ。何か訳がありそうだ。

 

始めたは良いものの、なかなか前に進まないスクールアイドル部。

千歌と曜はお疲れ気味。

 

空を飛ぶ鳥を掴もうとする千歌。憧れには手が届かなくて…

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   松浦果南(3年生)

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3年生であるが千歌と曜が『果南ちゃん』と気軽に呼べる仲らしい。父親が怪我(骨折)していて、家の手伝いのために休学中。千歌がスクールアイドルを始めようとしていると聞くと表情を曇らせ、話題を変えようとする。ダイヤと同じく何か訳がありそうである。

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   小原鞠莉(3年生)

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自家用ヘリでさっそうと現れる鞠莉。果南が『小原家』と呼ぶことから名のある家柄のようだ。本人は「2年ぶりですか」と語っており、久しぶりにこの地に帰ってきたらしい。1話での鞠莉のセリフはこれだけであり、一番謎の人物である。

 

OPで表情が曇っていることと合わせて、謎の多い3年生。

物語の鍵となりとなりそうだ。

 

【梨子との出会い】

部員集めが思うように進まず落ち込みながら帰る千歌の目の前に、海岸に佇む女学生(梨子)が目に止まる。

   桜内梨子(2年生)

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梨子は突然水着姿になると海に飛び込もうとする。止めようとする千歌だが、二人して4月の冷たい海にダイブすることに…

海に入ろうとした理由を聞くと「海の音を聞きかかった」と答える梨子。ピアノで『海の曲』を作曲しようとしているらしいが、都会育ちの梨子には『海の音』のイメージが湧かず、海に入ることでヒントを得ようとしたようである。

梨子は東京の学生であり、遠方から遥々この地にやってきたらしい。

 

「スクールアイドル知ってる?」

スクールアイドルの本場の東京から来た梨子に対し、何かを期待して問いかける千歌。しかし返ってきたのは「何の話?」という予想に反した言葉だった。

予想外だったのは千歌だけでなく視聴者の多くもそうであったと思う。チラッと映った制服を見て、梨子がただの東京の学生ではなく、μ'sの母校である音ノ木坂の生徒であると気付いた人も多いはず。

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μ'sがカリスマ的な存在な現状に対し、後輩の梨子はμ'sどころかスクールアイドルすら知らない。

ここで面白いのが、視聴者も千歌と梨子のどちらかの立場に分かれること。要は前作を知っている千歌に近い立場と、前作をよく知らない梨子に近い立場に分かれる。

沼津出身の千歌がμ'sをよく知っていて、東京出身の梨子が知らないという立場が逆転している点も面白い。

 

そんな梨子にμ'sの画像を見せる千歌。「どお?」と聞くと「ふつう?」と返ってきた。

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この『ふつう』という感想は『ラブライブ!』にとって重要だと思う、平凡でどこにでもいそうな学生が輝くからこそ、人は感情移入し惹かれるのだから。

 

「だよね…だから衝撃的だったんだよ。」

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千歌が自分の事を語り始める。千歌は自身を「普通星人」と表現する。特技がなく、やりたい事も特にない平凡な人間。

高校生なので自分の才能とか将来とかで悩むのは誰にでもあること。ただ、『普通星人』とまで自信を蔑むのはかなり卑屈だと思う。小さい頃ころから自分の好きな事を見つけて輝く『曜』を見続けてきたからこそ、ここまで卑屈になってしまったのかもしれない。

    ○遠ざかるほど光る一番星

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そんな千歌が普通なμ'sが輝く姿を見て衝撃を受ける。

「スクールアイドルってこんなにもキラキラ輝けるんだって!」

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μ'sのSTART:DASH!!を背景に目を輝かせる千歌。冒頭の秋葉原で当時一年生の千歌が観たのはμ'sのライブ映像であった。これが千歌がμ'sに憧れたきっかけであり始まりだった。

  

「この人達が目指した所を私も目指したい」

「私も輝きたいって!」

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後に重要となるこのセリフ。この二つのセリフがイコールではない事にあとで気付くことになるが、今の千歌にはそれが分かっていない。輝くことに憧れているだけだから。

 

少し打ち解けた二人は自己紹介を始める。

「私は高海千歌。あそこの丘にある、浦の星女学院って高校の2年生」

私は桜内梨子。高校は…音ノ木坂学院高校」

この瞬間空から降ってくる『白い羽』

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前作でもたびたび登場した想いを繋ぐ羽が二人の元へとやってきた。ただここで大事なのは、μ'sに憧れる千歌は羽を受け取れなかった

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 【曜の想い】

翌日、ダイヤにスクールアイドル部を真っ向から否定された千歌だったが、全然諦めてない様子。そんな千歌を見て曜は嬉しそうだ。

「本気なんだね」

「わたし小学校の頃からずぅーっと思ってたんだ。千歌ちゃんと何か夢中でやりたいなぁーって」

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一緒に夢中になりたかった。そんな曜の想いがスクールアイドルという場所で叶えられそうに思えた。水泳部と掛け持ちであるが、スクールアイドル部に加入する事にした曜。

これで部員が二人になった。

 

【スクールアイドルに詳しい(?)ダイヤ】

部員が増え、少し前に進んだスクールアイドル部。ここでダイヤの元に再び訪れる。しかし、ダイヤはスクールアイドルを認めないという立場を変えてはくれない。

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「だいたい!やるにしても曲は作れるんですの?」

ラブライブに出場するにはオリジナルの曲でなくてはいけない。スクールアイドルを始めるときに最初に難関になるポイントですわ」

スクールアイドルを毛嫌いする態度とは裏腹に、何故かスクールアイドルに詳しいダイヤ。過去にスクールアイドル関連で何かあったことを匂わせる。

そして、ここに来てあらたな問題が浮上した。『ラブライブ!』には作曲が出来る人物の協力が必要。ただ、田舎に町にそんな人は…

 

【転校生の登場】

ここで転校生がやってくる。赤い長髪の女の子

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「東京の音ノ木坂という高校から転校してきました。桜内梨子です」

「奇跡だよ!」

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奇跡の再開に思わず声を張り上げる千歌。

「それがすべての始まりだった!」

ここで楽曲『決めたよ Hand in Hand 』が流れ、ミュージカルのように千歌、曜、梨子が踊りだす。

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前作を知っている者は『ススメ→トゥモロウ』と同じ演出(オマージュ)であると気付き、「あぁ、ラブライブだなぁ」と感じる。そして、前作を知らない者は衝撃を受け物語に引き込まれる。効果的な演出であると思う。

 

             ○前作から大きく進化した3DCGモデル

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「一緒にスクールアイドル始めませんか!」

梨子に向かって手を差し伸べる千歌。

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そして梨子の返答は勿論

「ごめんなさい」

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断った!?…えっ…なぜ?

ここで第一話が終わる。

 

これで1話の感想(振り返り)は終わりです。

あらためて見ると構成や演出が上手さがよく分かる。短くまとめるつもりだったのに、無駄なシーンが全くないので削れない。完璧な1話と言ってもいいと思う。

Aqours1stシングル曲『君のこころは輝いてるかい?』のPVを意識したシーンも多く、合わせて見ると面白いと思う。

全体的に作画が素晴らしいが、梨子ちゃんだけ力の入れようが違うのは担当者の愛なのか?

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沼津を舞台にしているだけあって、背景や作品の雰囲気も大きな魅力である。

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